2009年12月14日月曜日

WPA

WPAとは、無線LANの業界団体Wi-Fi Allianceが2002年10月に発表した、無線LANの暗号化方式の規格。従来採用されてきたWEPの弱点を補強し、セキュリティ強度を向上させたもの。 従来の無線LANに採用されてきた暗号化規格であるWEPには様々な脆弱性が発見?報告されており、WEPに替わる暗号化が待望されていた。WPAは、従来のSSIDとWEPキーに加えて、ユーザ認証機能を備えた点や、暗号鍵を一定時間毎に自動的に更新する「TKIP」(Temporal Key Integrity Protocol)と呼ばれる暗号化プロトコルを採用するなどの改善が加えられている。 WPAはもともと、IEEE標準化委員会で策定が進められている「IEEE802.11i」標準規格に採用される予定であった暗号化規格の一部であるが、この規格は現在市場に流通しているIEEE802.11a/b機器では対応できない。このため、802.11i対応機器が普及するまでの間、在来機器のセキュリティを確保するため、サブセットであるWPAのみが先立って規格策定、公開されることとなった。 WPAは在来のWi-Fi対応機器のドライバやファームウェアを更新するだけで対応できる。また、Apple社のAirPort(日本ではAirMac)においては、WPAに対応していない端末とWPAに対応した端末を混在させることができるなどの配慮もなされている。 WPAは2002年11月から互換性のテストが進められていて、2003年春頃からWi-Fi Allianceによる対応した製品、ドライバ等の準拠認定を開始、ベンダによる製品の出荷、ドライバの公開が行われる予定となっている。



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